NPO法人KAWAGUCHI FC慈林(旧慈林サッカー少年団)ブログ

2022年で創立45周年!川口市・慈林小学校学区で活動するKAWAGUHI FC慈林です。

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四種リーグ第7節

9月の中旬とは思えないほどの暑さの中、四種リーグ第7節最終戦が9/15赤井グランドで開催されました。

我がチーム慈林は現在暫定4位、3位の新座第四とは勝点2点差で、お互い最終節に蕨中央と、現在無敗の首位、レッツドラゴンと対戦が残っています。 蕨中央は、前期は勝利しましたが、後期はチーム力が上がり前節2連勝と波に乗ってきています。

自力での3位はありませんが新座第四の結果次第では3位の可能性も残していました。子供達や父兄の方々、指導者達もわずかな可能性を信じて会場へ向かいます。 最初は新座第四 対 蕨中央です。新座第四が先制しますが、蕨中央が追いつきそのまま引き分けとなりました。

この時点で勝点3点差で、慈林が蕨中央に勝てば並ぶ状況となりました。さあ、勝って望みを繋げよう!! と意気込んで入りましたが、攻めも守りもチグハグに。 みんなが焦ってしまい、前半に先制されてしまいます。

そのまま後半に入っても中途半端な攻めが続き、終了間際のロングシュートが決まってなんとか同点に追いついたところで試合終了。1-1の引き分けに終わってしまいました。

3位の新座第四とはこの時点で2点差となりました。 続いての新座第四とレッツドラゴンの試合はレッツドラゴンの勝利に終わり、勝点2点差のまま最終試合の慈林 対 レッツドラゴンとなりました。慈林が3位に入るには今まで全勝のレッツドラゴン相手に勝つしか無い、非常に厳しい状況となりました。 監督から一人一人に指示と課題を与えられます。技術面での差は大きいので与えられた課題を全員が全力でやりきらないと一瞬でやられる相手です。 みんなで気合を入れてグランドへ向かいます。

試合開始直後から1試合目とは別のチームのようによく動きます。前からの早いチェック、中での声掛け、相手チームのキープレーヤーへの徹底したマーク、キーパーのファインセーブ!

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何度もピンチが訪れますが全員が集中して必死に耐え、前半を0-0で折り返します。 後半もこのまま集中力を切らさなければ必ずチャンスは来る!!少ないチャンスを信じて頑張れ!!

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後半も必死に相手の猛攻を防ぎ、相手をイラつかせます。慈林にも、少しずつチャンスが生まれてきますが、決定打が出ません。お互い点が取れないまま時間が過ぎます。子供達の必死な姿に父兄の目にも熱いものがこみ上げてきます。

残り2分あたりからはディフェンスも攻撃に参加して、何とか一点をもぎ取りに行きます。 手元の時計は後半20分を過ぎおそらくラストプレーと思われた時、攻撃に参加している味方ディフェンスが相手をかわしてシュートコースが空きました。

ベンチも客席も叫びます「打て〜!!」

芯を食った良いシュートがゴール右上へ!

漫画だったら絶対に決まる展開です!

無情にもボールはわずかに枠を外れました。

そこで試合終了のホイッスル。

0-0の引き分けでした。

全員が全力以上を出し切った素晴らしい試合でした。

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子供達自身が一番分かってると思いますが、本当の悔しさを実感できた試合だったと思います。

6年生の四種リーグは残念ながら勝点1点差の4位に終わり、県大会出場は逃しましたが、最後の一秒まで熱い試合を見せてくれてありがとう!

そして、今日のこの気持ちを忘れずに、練習に繋げることが出来ればもっともっと強くなれるぞ! あと半年頑張れ!!